2017年7月30日日曜日

♯155「ダニエルがボードゲームを営業しにくる旅」放送後記

西垣です。
今回は、
「ヨーロックホームズの旅」で丸山交通公園さんの
犯人役として登場した山下ダニエル弘之さんが主役回。



謎に包まれたダニエルを知っていくたびに、
その謎は深まるばかりです。

現在判明していることは、
①ブラジル人とのハーフらしい!
②丸山交通公園さんと清正くんの知り合いらしい!
③カメラマンをしているらしい!

これは上田さんがある取材を受けた際、
たまたま写真を撮っていたのがダニエルでした。

④英語、日本語、さらにフランス語も話せるらしい!

ヨーロッパ企画が催したお花見にダニエルも来てくれました。
外でお花見をしていると、観光客の陽気なフランス人男性が2人遊びに来ました。
僕らは「花見をしているんだ」とかカタコトの英語で伝え、
「どこから来たの?」と聞いて「ヘェー、フランスから来たんだ」
「じゃあパリですね」「エッフェル塔がありますね」
とか、すごくふんわりした、コミュニケーションをしているところに、
ダニエルがフランス語でバーッと、流れるように話したかと
思うと、とたんにフランス人男性に笑顔の花が咲きました。

⑤そして、ゲーム作って売っているらしい!

もうダニエルお腹いっぱいだよ!というところにこのエピソード。
これはがっつり暗い旅でやりましょう!
ということで今回の旅に至りました。

今回ゲーム、ダニエルの交友関係も明らかになりました。
ゲームのカードもダニエルの知り合い。

こちらは、
ブラジルでお世話になった演出家。


ダニエルのお母さん。


ダニエルのおじいちゃんになると額は大幅アップ!


そんなダニエルが丹精こめて作ったゲームはこちらの
HPから↓
http://cesspool.hox.jp/ja/

今回の旅でダニエルの魅力と謎と期待がますます高まりました!
突然のリクエストにもこのポテンシャル。



次回再放送の際には一時停止をしてお楽しみください!




2017年7月12日水曜日

作家もこそっと書くブログ7 ヨックリマン

「ヨックリマンシールを開ける旅」、いかがでしたでしょうか。
放送終了後にこのブログを上げるような感じにしていきますね。
あとがきっぽく愉しんでいただけたらと。


真ん中にいるのが、朝日新聞の向井記者。
放送でも言ってますが、この方がビックリマンのマニアでして。
僕が岸田賞のスピーチで「いずれ、ビックリマンコメディをやりたい」
と言ったのを耳ざとく聞きつけ、
僕にビックリマン好きを打ち明けてくださったのが
この旅の始まりでした。

元々はね、演劇担当の記者さんとして、お世話になってたんですけど。
まさかそんな顔があるとは、という。

位置づけとしては、
「マニア回」の第3弾、ということになりますね。


「間違ってない鶴を折る旅」の、西田シャトナーさん。
「文房具コレクターの家にお邪魔する旅」の、きだてたくさん。

そして3人目が、ビックリマンの向井記者、という。

こういう方々って、出会おうとして出会えるものでもなく。
日々を過ごしていて、何年かに1回、たまたまの引き合わせで
出会うような方々ですので、そうたくさんやれる旅ではありません。

向井記者も、岸田賞に関する取材のときに、いきなりこの

「神聞報王スクーペン」をくださいまして。
「これは僕が、グリーンハウスさん
 (ビックリマンの絵を描いている会社)にお願いして
 描いてもらって、それを個人的にシールにしたものなんです」と。

さらに、放送では紹介できませんでしたけど、


この「千生申帝」もくださいまして。
「これは、まんだらけの『境外滅伝』というシールのコンテストに、
 自分の考えたキャラを応募して、当選して、
 おなじくグリーンハウスさんに描いてもらったものなんです」と。

たしかにこちらのページを見てみますと、
「兵庫県西宮市 MDさん」とあり、これは向井大輔さんでしょう。
しかもご自身の絵のまま載せられているという、
ちょっとした辱めを受けています。

この人なにやってんだろう、と思ったのと同時に、
「これは暗い旅いきだ!」と思い、
出演オファーを即、申し込んだのでした。

そして放送では、ご覧いただいた通り。
スーツケースにビックリマンを詰めて、はにかみながらも
喜色満面で登場してくださいました。出てもらえてよかった。


そしてもう一つ。
この旅には大事な要素があって、
それは、タイトルにもある通り「ヨックリマンシール」です。

実はもともと、こっちで旅を企画していたんでした。

ことの始まりは、昨年末のカウントダウン。
舞台上に「日来間 路手貴(ひくりま ろてたか)」なる男が現れ、


謎のシール「ヨックリマンシール」を次々と開封していったのです。


これは「成キン毒キノコ僧」。
どことなしか本多くんに、内面含めてそっくりです。

これはぜひ暗い旅でもやりたいな、と思い。
だけど「ヨックリマン」だけで、30分の放送っていけるんだろうか、
と、すこし腰が引けていたところへ、向井記者との出会いがあり。

かつてのビックリマンの販売方法よろしく、
抱き合わせで、ひとつの旅が出来上がったのでした。

そうしたわけで、「ヨックリマンシールを開ける旅」は。
「マニア回+コント回」という、暗い旅的には多牌ともいうべき、
たいへん贅沢げな回でした。
会議室でシールを見ていくだけでしたけど。

せっかくなので記事の最後に、
これまでに出た「ヨックリマン」をあげておきます。
結構これ、商品化の要望も多くてですね。
なにしろ「道端で売っている」、謎のメーカー「ヨッテ」の商品なので
(しかも予算がなくて、シールじゃなくてカードでしたね)、
販路が押さえられるかは、怪しいのですけど。


いまのところ、確認されているラインナップはこの6枚。
悪魔が多いこのバランスも、
古きよき旧ビックリマンを踏襲しているんでしょうか。

ちなみに、パッケージも昨年末と微妙に変わっていましたね。


これだったのが、


放送ではこれに。
ロッテさんへの配慮でしょうか。
ヨッテの謎は深まるばかりです。

2017年7月11日火曜日

作家もこそっと書くブログ6 tvkさんでのレギュラー放送が!

上田です。
気まぐれなタイミングでこのブログ書いていてすみません。


【ぜひ拡散】 が、 テレビ神奈川さんにて、今年も放送!しかもそのままレギュラー放送決定です!関東の皆様お待たせしました! 放送前にお便りコーナーやります。石田・酒井への質問やメッセージを 『』をつけて送ってください!


というツイートが、暗い旅公式アカウントから放たれました。
そうなんです、テレビ神奈川さんでレギュラー放送が決まったんです!

満願成就の日がやってきました。

tvkさんに放送希望のメールを出してくださったあなた。
ツイッターで「関東でも見たい…」とつぶやき続けてくれたあなた。
中々でない暗い旅DVDをしぶしぶ何度も観てくれたあなた。
本編が分からないのに「もっと暗い旅」を観つづけてくれたあなた。
タイムラインで実況だけが流れてくるストレスに耐え続けたあなた。

バタフライ効果の逆のやつです。
一人一人のちょっとずつの行いが、必然として未来を変えたやつです。
いやあ感動的です、本当にどうもありがとうございます。

放送地域は、tvkさんのサイトによると














こんな感じだそうです。広い!
僕らもふんどしを締め直さねばいけませんし、
しばらくは如実に意識してしまうかもしれません。
ぜんぜん面白くなくなったり。

放送日時など、詳しい情報は、
また公式ツイッターや、このブログでもお知らせします。
新作をそもそも2週間に1回しか作ってないので、
そこはどうするんだ、とか。

あっ、そして、tvkさんの放送では、
番組の冒頭というか放送前に、
お便りコーナーのようなものを設けることにしました。

なんの気負いもないコーナーですが、
せっかくなのでお便りやメッセージ、質問などを
石田・酒井あてにいただければ、
高確率で取り上げさせていただきます。
『#tvk暗い旅』をつけて呟いていただくだけ、という
シンプル極まりないシステムです。

それでは、新たに放送圏になった方は、
どうか楽しみを胸に、今しばらくお待ちください。
未だ電波の届かぬ地域の方々は、
さらにもうしばらくお待ちくださいね。